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初出掲載:2016年6月28日

 

下記ページのひな形を参考にさせていただきました。ありがとうございます。

ankare2dx.org

 

Wikipediaからのリファラーが激減した話

おはこんばんちは。四面楚歌解析士です。
もう大変です。どうしたらいいでしょうか。

さて、Wikipediaからのアクセスがまあまあ多い某サイトのGA(Googleアナリティクスの略ですが、これって一般的でしょうか)を見ていたのですが、ある時期を境にWikipediaからのリファラーが大きく減っていることに気づきました。

2015年6月あたりから激減し、毎日数百あったリファラーは数十にまで落ち込んでおり、2015年末から2016年頭にかけては、ほぼゼロに。
ところが、なぜか2016年2月の途中から急に復活し、以前ほどのボリュームではないもののある程度リファラーは回復、現在まで維持しながら推移しています。

f:id:ummmmmmm:20160524222651p:plain

この原因はなんだろうと思い、Wikipediaのサイトに行ってブラウザのアドレスを見たところ、プロトコルが「https」になっているではあーりませんか(チャーリー浜風)。

https://ja.wikipedia.org/

いまからちょうど1年前くらいの出来事のようですが、いまごろ気づきました。
遅いですか。ウェブ解析士としては遅いですか。
japan.zdnet.com
このWikipediaからのリファラー急減は、httpsSSL通信)のサイトからhttpのサイトに遷移する際、リファラーを渡さない仕様によるものと考えられます。推測ですが。

また、Wikipediaからのリファラーが渡っていなかった時期は、direct(直接アクセス)でノーリファラーとして計測されているはずですが、GAで見てみると、昨年2015年6月以降、directは少し増えている様子です。
このサイトでは、directのアクセスのほうがWikipediaの数十倍なので影響が見えにくいですが、そういうことでよいかと思います。


一方で、2016年の2月くらいから少しWikipediaからのリファラーが復活しているのはなぜかなあと思ってWikipediaのサイトのソースを見てみましたが、下記の記述がありました。
https://ja.wikipedia.org/

<meta name="referrer" content="origin-when-cross-origin"/>

 
そして検索してこの記事を見つけました。
web-tan.forum.impressrd.jp

設定値としては、次のものが定められています。


さすがWeb担様。勉強になります。担様って呼びたい。
おそらくWikipediaでは、2016年2月くらいに上記のリファラー送出タグを実装したのかもしれません。推測ですが。


httpsのサイトに関しては、Yahooも常時SSLの方針を出していますので、そういう流れなのでしょう。
Yahooでも上記のリファラー送出タグの対応を期待したいものです。
docs.yahoo.co.jp

ちなみに、Googleセマンティックウェブ(って言葉はまだ使われているのでしょうか)施策による、Wikipediaへの流入減少が続いているという記事もありました。
www.similar-web.jp
こういうのも、Wikipediaからのリファラーが減っていく側面となるかもしれません。

今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

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トラッキングとラッキング

どうもおはこんばんちは。しがない解析士です。
しがないねえ。しがないですねえ。あーしがない。

今日はホントにどうでもいい話です。
この前アップした投稿でやたらと「トラッキング」って言葉を使ったんですよ。 ummmummm.hatenablog.com
アクセス解析メインのブログなんで、まあ使いますよね。トラッキング
GAでもトラッキングコードとかトラッキングIDとか言いますしね。
それで気づいたんですが、なんか言葉に下線が付いてリンクされてるんです。

f:id:ummmmmmm:20160518212817p:plain


調べたら、はてなキーワードというんですか?
なにかしらのキーワードに自動的にリンクが付いて、その言葉の意味が書いてあるページにリンクされているという。
これ、どうしたらいいんですかね。

まあ別にリンクされるだけだったらいいんですが、「トラッキング」という言葉の「ラッキング」というところだけにしかリンクされないって、SEO的にもよくなくなくなくなくなくない?


今夜はブギーバック (Smooth rap) / スチャダラパー

これってよいのかよくないのかどっちだかわからないですね。detail.chiebukuro.yahoo.co.jp
SEO的にもよくないと思うんですよ。
ラッキングって、最近ラグビーちょっと流行ってるからいいけど、トラッキングラッキングって。

d.hatena.ne.jp
やめて欲しいんですが、管理画面見ても修正できるところが見当たりません。
有料だったらリンク外せるみたいですが。

というわけで、どなたか直す方法ご存知でしたらお教えください。できれば無料のままで。
どうぞよろしくお願いいたします。

スチャダラ外伝

スチャダラ外伝

 

 

Googleアナリティクスで計測タグを複数入れると2重カウントになりますよ

いやー、みなさま、お疲れ様です。
ゴールデンウィーク略してGWが終わってはや数日が経っておりますが、やっとブログも書く気になってきました。

さて今日もGoogleアナリティクス関連のお話です。

先日、「なんかGAでダブルカウントされてるっぽいんだけどー」と相談があり、サイトのHTMLソースを見てみるとGAの計測タグ(GAで言う トラッキング コードですね)が2つ入ってました。
同じトラッキングID(プロパティID)が2つ入ってたら、同じIDが入ってるじゃないすかーそりゃ2重に重複してダブルカウントされますよーガハハーつって終わるんですが、トラッキングIDが異なってたんです。
ほら、みなさまの会社でもありがちかもしれませんが、部署ごとに計測したいから複数のトラッキングIDが入っちゃってるとかそういうアレです。

タグ2つ入れててもそれぞれのトラッキングIDごとに計測されなかったっけなーと思いながらも、GA本体は触らせてもらえなかったので、Googleタグアシスタントで調べたのですが、やはりエラーが出ていました。

HTMLソースの上のほうにあるタグのトラッキングIDで2重カウントになっていた(タグアシスタント黄色:Same web property ID is tracked twice.)だけでなく、下のほうにあるタグのIDのほうは計測すらされていない(タグアシスタント赤色:No HTTP response detected)状態。
最悪です。これで何ヶ月も気づいてなかったそうです。
でも"Same web property ID"ではないんですけどね。なぜでしょう。

f:id:ummmmmmm:20160516164509p:plain


そんなこんながありまして、ちょっと仕様が気になったので、いくつかのパターンでテストしてみることにしました。結果は以下のとおりです。

  1. 別IDのユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のタグをbody内に2つ。
    ⇒NG(黄赤)
  2. 別IDのユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のタグをhead内に2つ。
    ⇒NG(黄赤)
  3. 別IDのユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のタグをhead内とbody内でそれぞれ1つずつ。
    ⇒NG(黄赤)
  4. 別IDのユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のタグをbody内に2つだが、マルチトラッキングのカスタマイズ。
    ⇒OK(青青)
  5. 別IDのユニバーサルアナリティクス(analytics.js)のタグをhead内に2つだが、マルチトラッキングのカスタマイズ。
    ⇒OK(緑緑)
  6. 別IDのGoogleタグマネージャー経由のタグとanalytics.jsのタグをbody内に1つずつ。
    ⇒NG?(緑黄?)
  7. Googleタグマネージャー経由で別IDのタグをbody内に1つ。
    ⇒OK(緑緑)


以上のような結果でした。もう疲れてきました。

上記で「黄赤」などと書いてあるのは、ID別のタグアシスタントの表示です。

黄色は今回、大体が"Same web property ID is tracked twice."(同じプロパティIDが2回計測されているよ!)で、
赤色は"No HTTP response detected"((不適切なタグの実装やGAのオプトアウト等により、GAサーバーにトラッキングリクエストを送信する)HTTPレスポンスが検出されてないよ!)、
青色は"Code found outside of <head> tag"(トラッキングコードがheadタグの外にあるよ!)や"Non-standard implementation"(通常仕様のタグの実装じゃないよ!)
等になります。

ちなみに、通常の仕様だと、ユニバーサルアナリティクスはhead内(</head> 終了タグの前)Googleタグマネージャーはbody内(body の開始タグの直後)にタグを設置することが推奨されています。
(※注意:Googleタグマネージャーのタグの仕様が変わったようです。headとbodyで分けて設置するなんてどうなんでしょうか。変更しなくても直ちに影響は無いと思いますが…。
【注意!】Googleタグマネージャーのコンテナスニペット(タグ)の設置方法が変わりました。 | 運営堂 )

異なるプロパティIDのタグが複数あると、計測上問題はなくても、"Multiple Google Analytics tags detected"(複数のGAタグが検出されたよ!)と出るようで、上記パターンではすべてで出ました。

これらの表示は、タグの書き方やGTMの設定の仕方にもよると思います。
タグアシスタントで黄色や赤になってたら、計測状況を確認してみてください。

 

そもそもこのGoogle公式ヘルプの言葉がちょっとわかりにくいのもよくない感じですね。
ユニバーサルアナリティクスでは複数タグ入れても大丈夫みたいにも読めます。
support.google.com


まあ、そのページの下部にマルチトラッキングについて書いてあるページにリンクされていますけども。

複数のトラッカーを使用する

Creating Trackers  |  Analytics for Web (analytics.js)  |  Google Developers

ga('create', 'UA-XXXXX-Y', 'auto');
ga
('create', 'UA-XXXXX-Z', 'auto', 'clientTracker');

ga('send', 'pageview');
ga
('clientTracker.send', 'pageview');

 
以上、GAでタグを複数入れるとダブルカウントになっちゃうから気をつけよう!というお話でした。


★今日のまとめ(突然ですね)
「ひとつのページで複数のトラッキングIDを計測したい場合はマルチトラッキング(multiple tracking)のカスタマイズかGoogleタグマネージャーを使おう!」

デジタルマーケターとWeb担当者のためのGoogle&Yahoo!タグマネージャーの教科書【タグ実装仕様書サンプルPDF付き】

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実践 Google タグマネージャ入門 増補版

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注目記事
 

Googleアナリティクスでは同一ドメイン間のページ遷移で前のページにタグが入っていないと参照元がノーリファラーになっちゃうよ問題

どうもこんにちは。八方塞がりーマンです。

今日もアクセス解析、特にGoogleアナリティクスについてのお話ですが、内容はタイトルのまんまです。

言いたいことはそれだけなので、ここでもう終了させてもいいかもしれません。

でもそれではブログではなく、ツイッターになってしまいます。なので、だらだらと無駄な文章を書き綴ろうと思います。


ノーリファラー問題って、サイトを分析する人たちを悩ませますよね。

基本的な原因は衣袋先生の記事の通りです。

web-tan.forum.impressrd.jp

参照元なし」になる場合の例
  • ブックマークによる閲覧
  • URLをアドレスバーに直接入力して閲覧
  • ショートカットアイコンをクリックして閲覧
  • アプリケーション(メールソフト、Microsoft Word、ExcelRSSリーダーなど)に記述されたリンクをクリックして閲覧
  • セキュアサイト(URLが「https:」で始まるサイト)内のリンクから非セキュアサイト(URLが「http:」で始まるサイト)を訪問した場合
  • ブラウザの設定で参照元情報を削除してアクセスした場合
  • アクセスの際にプロキシサーバーやセキュリティソフトで参照元情報を削除されて訪問した場合
  • 参照元を引き継がないリダイレクトによる訪問

最近だと、

  • ブラウザのアドレスバーのURLサジェストでアクセスしたり、
  • スマホアプリからのアクセス

もノーリファラーの原因になるようですね。

さて、経緯は先日来、とあるサイトのGoogleアナリティクスの参照元を見ていると、やたらと「(direct) / (none)」(直接アクセス/ノーリファラー)が多いな~と思って調べていたところでした。

そのサイトは下記のようなページ遷移がされていました。

XXX.com/A.html ⇒ XXX.com/redirect.html ⇒ XXX.com/B.html
          (リダイレクト!!!)

これはリダイレクトのせいでノーリファラーになってるのかな~と思っていましたが、リダイレクトでも、JavaScriptやメタタグのリダイレクトは確かにノーリファラーになるようですが、上記のサイトではサーバー側のhtaccessで遷移しているようでした。

301リダイレクトだと、通常はリファラーが残るようですし、httpヘッダーを調べるツールなどで調べても、やはりリファラーは残っている(「XXX.com/A.html」のリファラーが残っている)ようです。

「タグが抜けてるページからのアクセスはノーリファラーになる」というページや書籍もあったので、それかな~とも思いましたが、公式ヘルプなどではそのような記述が見つからず、確信が持てずにいました。

なんとも困ったということで、頼みの綱として、「Google アナリティクス 公式コミュニティ」に質問。

www.ja.advertisercommunity.com

 いくつかのやり取りの末、やはり下記のように、同一ドメイン間のページ遷移でタグが入っていなかったためという確信が持てました。

XXX.com/A.html ⇒ XXX.com/redirect.html ⇒ XXX.com/B.html
(タグなし)  ↑ (タグなしリダイレクト)  (タグあり)
        ↑
   ノーリファラーで計測!!!

なぜわかったかというと、SEM Technologyの山田さんに

ga('create', 'UA-XXXX-Y', {'alwaysSendReferrer': true});

といった設定があることを教えていただき、そこから検索して、公式開発者ページでそのような記述を見つけたからでした。

参照 URL を常に送信
analytics.js のフィールド リファレンス  |  ウェブ向けアナリティクス(analytics.js)  |  Google Developers

デフォルトでは、トラフィック参照元の関連付けに使用される HTTP 参照 URL は、参照元サイトのホスト名が現在のページのものと異なる場合にのみ送信されます。

まあ、普通に使っていれば当たり前といえば当たり前ですが、なんとなくタグが入ってなくても、自サイトのドメインリファラーになりそうな気がしていましたので、盲点でした。

同一ドメインでもサイトの構造上、別IDのタグが入ってたりするサイトもあるかと思いますので、ご留意いただければ幸いです。

それではまた会いましょう。

 

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